二人の神さま(3)

おとぎ話の筋書きを考えています。
お父さん神さまはお母さん神さまと同じように
人間の成長を望んでいます。


ところが
お母さん神さまは
自他のない成長を求めているのに対して
お父さん神さまは
自他を分離して成長を促している


お母さん神さまは
自然の中で助け合って育ったほうが良いと言い
お父さん神さまは
人間社会を作って制限を設けたほうが良いと言う


そこで
お父さん神さまが
人間成長のためにある提案をします。
物々交換を便利にするためにお金を使うこと。
そして
お金は交換以外にも自由に使うことが出来る。
だから
お金は魔法の道具として使えるようになる。


お母さん神さまは
このやり方に大賛成ではありません。
そこで
お父さん神さまは
競争を正当化するために公平性を考えます。
頑張った人は頑張らない人より得るものが多い。


しかし
お母さん神さまはこう聞きます。
「頑張れない人は?」
お父さん神さまは
「みんなが支える社会福祉をやれば良いんだよ」
と。
お母さん神さまは納得させられます。(笑)


これからは
お父さん神さまの力が発揮されていきます。
それで
どうなったかは誰もが知ることですが。