経済は命を犠牲にします

近ごろはツイッターを活用することが多いです。
英文のツイートを見ることもあります。
先日外国のツイートを見ているとトランプ大統領
のツイートの返事ツイートが気になったので翻訳
してみると気になる一文がありました。
それは「ECONOMY costs lives.」です。
翻訳は「経済は命を犠牲にします。」って。
 
 
日本でもそういう話題は多いです。
テレビの情報番組では
「一ヶ月も働かなければ生きていけない」って。
僕はその時心の中で言いましたよ。
「お金のある人は働かなくても生きていけるよ」
ってね。
 
 
経済活動はお金を使って社会活動をします。
お金を流通することで社会が成り立っています。
お金を使わない社会活動ってわかりますか?
ボランティア活動のことなんですけどね。
 
 
ボランティアと言うと本業以外の奉仕活動という
イメージで捉えている人が多いようです。
お金のない社会は本業が奉仕活動です。
だから無報酬労働と言うことになります。
「え?タダ働きなの?」という声が聞こえます。
 
 
商品やサービスに対して料金が要るのはナゼ?
それは「物々交換」というシステムだから。
そして「人件費」というお金が要るからです。
「材料費」とか「設備費」とかあるけどね。
これは人件費が無くなれば要らない経費です。
お金は人間以外に使い道が無いからです。
 
 
人件費が要らないのならすべて無料の社会です。
お金なんて要らないし交換システムも不要です。
という話は何となくわかる人は多くなりました。
 
 
ところが
ここからがイメージ出来ないんですね。
どちらかと言うと悪いイメージが多いです。
「社会が混乱するんじゃないか?」
「誰も働かなくなるんじゃないか?」
「原始的な生活に戻るんじゃないか?」
とかね。
 
 
震災や洪水など大きな災害時で人々の行動を見る
とよくわかりますよ。
見返りを求めず助け合っているという現実を。
「自分が出来ることで社会の役に立つことする」
 
 
それを
今の社会ですべての人が実行すれば良いんです。
今の仕事を無報酬で働くだけなんです。
そうすると何が起きるでしょうか?
 
 
 
短編小説「お金を知らない子」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/4019/