煽るのもそれなりの意味がある

あおる【煽る】
(もりあげる) 〈仲間を〉唆(そそのか)す 
〈喧嘩を〉嗾(けしか)ける 焚(た)き付ける 
〈感情を〉掻(か)き立てる 煽り立てる 
〈人を〉煽(おだ)てる 〈気分を〉盛り上げる 
アジる アジテート 扇動 挑発 教唆 ⇒そそのかす【唆す】
 ⇒おだてる【煽てる】 

あおるって悪いときに使われることが多いですね。
人をあおってだますって感じで。

もう何年も前の話ですけどね。
「銀行が倒産する時代が来る」って新聞に載ってましたよ。
「え〜、こんなことを新聞に載せちゃあイカンだろう?」
「社会を混乱に落とし入れる風評は書いちゃいけんよね」
そんな話をしていたら数年後に大手証券会社が倒産した。

マスコミが取り上げる危機感って身近に起きる状況なんです。
民衆の不安をあおるような情報は簡単には出せない。
それでもあえて公表するのは危機の警告なんですね。

温暖化をマスコミが取り上げる。
温暖化が異常気象を引き起こす。
異常気象が何を引き起こすか想像できますか?
人間が住めなくなる災害や食糧不足が起きるんです。

経済問題をマスコミが取り上げる。
税金のムダ使い。
年金問題、医療費の問題、少子化問題、国の借金問題。
経済が破綻することを警告しています。

マスコミは警告をするけど何をすれば良いのか言わない。
問題を解決する方法は言えないんです。
経済システムの中の歯車の一つだから。
「すべての問題は経済を止めると解決する」なんて。

お金という貨幣経済を変える努力をしなければ。
意識改革はそこから始まるのかもしれませんね。