自分のことは誰にもわからない

久しぶりに親戚の叔母ちゃんに会いに行きました。
亡き母の妹なんですけどね。
仕事の話や家族の話や農作業の話や政治経済の話。
身近に起きた話とか自分の人生感の話など。


母が生きていたとしても母には言わないだろうね。
父が生きていたとしても父には言わないだろうね。
ましてや
女房や子供にも言わないであろう話で盛り上がりました。


そう思うとねチョット寂しくなったんですよ。


親なら子供のことは何でも知っている?
一番近い親なのに子供のことは知らない。
「知っているようで知らない」ことってないですか?


子供は親のことを知らない。
妻は夫のことを知らない。
夫は妻のことを知らない。
知ってること意外は知らないんですよ。(笑)
当たり前のことなんだけどね。


まったく知らないと言うんじゃなく
知らないことがあまりにも多すぎるんです。
でもね
知らなければいけないんじゃないんですよ。
「知らないということを知ること」が大切なんです。
それは
「それでいいと認める」ことでもあるんですね。


他人ならなおさらだよね。
知ってることが少ないんだから。


だから「自分のことは誰にもわかってもらえない」と
言えるのかもしれないね。


わかろうと努力することは大切だけど
わからなくてもいいと思うことも大切かもしれない。