本当の自分が目覚めると

自分の経験での話なんですけどね。
自分の中には「本当の自分がいる」ってこと。


本当の自分は生まれる前から存在し
自分が生まれる時に体に入ってくる。


体を管理するのは思考の自分です。
脳というコンピューターが思考を司る。


思考の自分は環境によって成長し
躾や教育によって性能を上げていく。
知識を蓄えることで性能の善し悪しが決まる。


自分は思考の自分を本当の自分と思っている。


ある時「自分を見る」というセミナーを受けた。
生まれて出来上がった自分を見つめるんです。
肉体を見つめるのではなく
思考の自分のすべてを見つめるんです。


そして
こんな質問をされます。
「いつまでそこに居るんですか?」と。
何も答えることが出来ず
思考の自分が「ここに居る」と言うと。
「いつまでこのままでいるんですか?」と。


さすがに
思考の自分は根を上げますよ。(笑)
「もういい」って。


相手は
思考の自分と話をしたいのではなく
本当の自分と話をしたかったみたいです。


本当の自分が表に出た時
すべてがどうでもよく
すべてが愛おしく感じる。
思うのではなく感じることなんですね。


だから
すべての存在とつながっているって感じ。
思考の力を借りて表現すると
体の中の一つの細胞だと思えること
海の中の一滴の水だと思えること。


本当の自分が目を覚ますことを
覚醒と言うのかもしれない。


かくせい【覚醒】(ヤフー辞書より)
1 目を覚ますこと。目が覚めること。
 「昏睡状態から―する」
2 迷いからさめ、過ちに気づくこと。


思考の自分は
本当の自分と相談しながら生きたほうがいい。


本当の自分も成長しているようです。
本当の自分は相談されると成長するようです。


信じる信じないかは思考しだいだけどね。(笑)
体験すると理解しますよ。
信じる信じないという次元ではないから。(笑)