お金のない社会へ向けて「買い物(2)」

15年前に買ったテレビが異常を来たしてきました。
スイッチを入れてもすぐ切れてしまうんです。
「そろそろ寿命かね〜」って女房が言ってます。


電気屋さんに手頃なテレビを探しに行こうか?」
「わざわざ探しに行かなくてもチラシを見ればいいじゃん」
「チラシには値段ではなくポイントが書いてあるよ」
「それはポイントを集めたらお金が無くても買えるのよ」


失業対策で「大規模リサイクルセンター」が建設されました。
大規模リサイクルセンターは循環型社会の基本システムです。
不法投棄を撲滅する目的でもありますが活性化が目的です。


大規模りサイクセンターは運用は民間だけど国が経営します。
だから税金を活用するわけだけど人件費はポイントです。
「貢献ポイント」という電子マネーです。
貢献ポイントは支払いに使えるけど資産ではありません。
だからお金のように資産運用が出来ないんです。


お店ではお金を支払うお客さんと貢献ポイントで支払う
お客さんに対応できるようにしてあります。
それは今のクレジットカードで支払う仕組みに似てます。


貢献ポイントは大規模リサイクルセンターで働く人たちと
ボランティア活動をする人たち、汚い仕事や危険な仕事に
従事する人たちにも発行されています。
お金に代わって貢献ポイントを求める業者も増えています。


若者も環境運動や大規模リサイクルセンターで働いた
ポイントが貯まっていたので電気屋さんに行きました。


ポイントがどのくらい貯まっていたのか不安だったんだけど。
お店に行くとビックリしたんです。