困ることが少なくなる社会

高校を卒業したときの初任給はいくらでしたか?

僕は1万7千円でした。

かなり昔の話ですけどね。



その頃は免許もなく車もなく

電車かバス通勤でした。



欲しいものを買うときはお金を貯めてからです。

分割払いで買うときは

クレジットはなく月賦と言っていました。



クレジットカードが出来てからは

お金持ちの気分になりましたよ。

欲しい物は簡単に手に入れることが出来るんだから。

天国みたいなもんです。(笑)



その代わり

その後が大変。

ローン地獄が待ってます。(笑)



お金を得るために働く。

これがお金の要る社会の現実ですね。

たとえローンがなくても生活のためにお金は要ります。



お金を得るために人は成長すると言われます。

お金に困らない生活だったら成長しないのか?



病気があるから健康の有り難さがわかる。

戦争があるから平和の有り難さがわかる。

そう言われたことがありませんか?



困ることがいっぱいあるほど人間は成長する?

困ることが少ない社会になったら?

人間の成長はどうなる?



お金のない社会は困ることが少ない社会です。



お金の要る社会は

お金を得るために努力するから

強制的に成長させられるんでしょうね。



お金のない社会は

強制的に成長を求められることがないから

自ら成長したくなるんです。



自分が自分らしく

昨日の自分よりレベルアップしたくなるんです。



他力で自己成長する生き方から

自力で自己成長したくなる生き方でしょうね。