会話が未来を創る「循環」

お金関係のことわざを探してみました。
一部です。


•金の切れ目が縁の切れ目
•金があれば馬鹿でも旦那
•金の貸し借り不和の基
•金は命の親 命の敵
•金を貸せば友を失う
•先だつものは金
•成るも成らぬも金しだい
•金は天下の回りもの


「これで一部なの?けっこうあるじゃないの(笑)」

「今回はこの中の一つ『金は天下の回りもの』について
考えてみようと思う」


「お金は人から人へ渡っていくもので、
いずれまた回ってくるだろうという意味だけどね
お金は自分だけのものじゃないという意味もあるそうよ」

「それなら貧富の差があっちゃあおかしいでしょ(怒)」

「循環が良くないんだろう(笑)」



「自然界はすべてが循環しているんでしょ?」

「すべてはつながっているからね」

「お金があると自然と共存出来ないんじゃないの?」

「自然界にはお金がないからね」



「自然と共存するには循環型社会にしなきゃあね」

「人間社会を循環型社会にするってこと?」

「そうだよ」

「どうやって循環型社会にするの?」

「使わなくなったすべての生産物を回収するのよ」



「あの大規模リサイクルセンターのことよね?」

「そうだよ、3Rをする場所なんだよ」

「3Rって?」

「リペア、リユース、リサイクルの3つのことね?」

「修理して使う、繰り返し使う、資源として再利用だよ」
(一般の3Rとチョット違います)



「今のお金の要る社会ではなかなか出来ないことね」

「お金がかかるからほとんど埋めるか焼却するよね」

「完全循環だと罪悪感はなくなるよね」

「それに資源を無駄にしないからね」



「循環と言えば心の循環が少なくなったよ」

「他人と関わりあうことが減ったからね」

「『他人を見たら泥棒と思え』って言うくらいだから」

「子供たちにも教えているって言うじゃないの」

「つらいよね〜(涙)」



「お金のない社会になったら泥棒はどうなる?」

「恋泥棒は存在するね(笑)」



お金の流通から心の流通へ変化しますよ。

助け合いにお金は要りません。

お金が人を動かすことは自然ではありません。

心が人を動かしているんです。