勉強会(2)

今回はいきなり世界平和の話です。
世界平和が実現すると
大抵の問題が解決するからです。
その反面
世界の問題を解決しないと
世界平和は実現しないとも言われます。
しかし前に進むためには
解決のめどが立たないものは考えないことです。


よくこんな質問を受けます。
「世界平和を望むけど方法がわかりません」
「人類が同じ思想にならないとムリでしょ?」
「人の心に欲望がある限り平和はムリでしょ?」
とかね。


そしてこんな疑問も
「平和な世界ってどんな世界なの?」
「ほかの人に理解してもらう方法がわからない」
「軍事力さえあれば平和は守れると思うけどね」


本当に難しい問題です。
それでも解決策を考えて行動しなければ。
ここは勉強会ですから考えていきましょう。


まず
世界平和は個人の平和と規模が違います。
国同士の戦争と夫婦喧嘩の話は違うからです。
でも
夫婦喧嘩をしない方法と
国同士の戦争をしない方法に共通点はあります。
それは
互いを必要とし合う関係を作ることです。


相手を必要とするということは
相手を認めるということです。
自分との違いを認め合うと言うことになります。
これは
身体の中の細胞たちと同じ考え方ですね。


「世界平和ってどんな世界なの?」
について考えてみたいと思います。


近頃はテレビ番組で世界情勢を紹介しています。
きれいな自然、幸せに生きている人たち。
その反面
汚染された海、破壊されていく自然、貧困やテロ
金融危機や経済破綻のニュースなど。


「いまあなたは平和に暮らせていますか?」
と質問されたらどう応えますか?
「平和に暮らせています」
と応える人は多いと思います。
この「平和」という判断材料は何でしょう?


僕はこう考えるんです。
「衣食住が満たされて人権が守られている」
これが平和に暮らせる最低条件ではないかと。