気持ちの良いお金

子供の頃お母さんのお手伝いをして10円もらった時
それはそれは嬉しかったですよ。
10円ででっかい飴玉が買えるんです。

人が喜んでくれることをしてお金がもらえる。
人から頼まれたことをしてお金がもらえる。
気持ちの良いお金じゃないですか。

でもね
人に頼まれても人が喜んでくれても辛い時があるんです。
産業廃棄物の運搬を仕事としてやってた時のことです。
まだ使える物、捨ててはいけない物を山に埋めるんです。
さすがに給料は良かったです。

人様に喜ばれても心が苦しくなるんです。
地球さんが怒っているんじゃないかと。
埋められた物の中には害のある物が多いです。
土の中の微生物が分解してくれない物が多いです。
土壌汚染は水質汚染につながります。
水質汚染は川を汚し海を汚し人間も生き物も汚染されます。

知人は洗剤の原料を作る会社で働いています。
給料が多いので大きな家を持ち借家も持っています。
給料のほかに家賃収入で良い暮らしをしています。
でも・・・「子供に誇れる仕事をしたい」と入っています。

僕は環境運動を仕事にしました。
収入は子供に誇れるほどは無いけどね。
子供に誇れる生き方をしている自信はあります。

義母の所でほとんど毎日農作業のお手伝いをしています。
今は草刈と栗拾いがメインだけどね。
時々お小遣いをくれます。
1000円だったり5000円だったり。
めったにしかくれないけど僕の唯一の小遣いです。

悪いと思ってやってもらったお金より
良いと思ってやってもらったお金のほうが
気持ち良いお金ですね。

良いことも悪いことも視点を変えると違ってきますね。