テレビの国会中継を見て思ったんです。
「国民が知りたいことを質問したら?」って。
「日本の借金、国債残高はいくらですか?」
「財務省の資産で日本の公債残高は
24年度末で約709兆円です」
「政府は将来の世代にツケを残さないと
言っておりますが、返せますか?」
「返す努力はしなければいけません」
「いえ、返せますかと聞いております」
「はい、景気が回復すれば返せます」
「景気は回復する可能性はありますか?」
「はい、回復するための努力をします」
「いえ、回復する可能性はあるのですか?」
「はい、回復するための・・・」
「もういいです」
「これから先、国民の高齢化が進み
年金の支給増と税収減が見込まれますが
何か政策を考えていらっしゃいますか?」
「年金の支給年齢を遅らせるとか、
年金を減額するとか定年制を廃止するとか」
「毎年国の支出は収入より二倍もありますが
毎年借金しないとやっていけないのに
本当に借金は返せると思われますか?」
「返せるように頑張ります」
「これから先の経済は上手くいくんですか?」
「上手くいくために頑張ります」
想像ですが
こんな質問にこんな答弁が返ってくるはずです。
国会議員にどんな議論をして欲しいですか?
「お金が無くても助け合って生きていける社会
をどうすれば実現できるか?」