気持ちの持ちよう「子供編」

子供の頃いろんなことで悩みましたね。
あまり叱られると・・・
「こんな親の子供に生まれるんじゃなかった」って。


夜遅く宿題がすまないと寝かしてくれなくてね。
よく愚痴を言っていましたよ。
「大人はいいな〜宿題が無くって」って。

子供の頃の記憶がよみがえって来ます。
「早く大人になりたいな〜」
「何で?」
「大人は勉強しなくても良いんだもん」


「何で勉強しなくっちゃいけないの?」
「義務教育だからよ」
「義務って何?」
「絶対しなくっちゃいけないことなの」
「何で絶対しなくっちゃいけないの?」


大人になってわかることなんだけど
「勉強は夢を叶えるために必要だ」ってこと。


「僕は何をしたら良いの?」
「そりゃあ勉強することだよ」
「何で勉強しなくっちゃいけないの?」
「それはね自分のためだよ」
「でも〜僕は勉強なんかしたくないよ」
「おまえは夢はないのか?」


そういえば夢を語る子供は減ったような気がするね。
夢を見つけるためにも夢を叶えるためにも
準備期間が必要なんですね。


「僕はまだ夢なんか無いよ」
「そっか〜まだ夢は無いのか?」
「車は好きか?」
「うん、車は大好きだよ」
「大人になったらかっこいい車を運転したいか?」
「うん、電気自動車のスポーツカーに乗ってみたいね」
「そのためには運転免許証を取らなきゃ」
「どうすれば運転免許証はもらえるの?」
「車の運転と法律や車の構造の学科試験を受けるんだよ」
「試験があるの〜?」


そうなんですね。
大人になっても試験はあるんですね。
試験を受けるためには?
字が読めなきゃいけない。
字が書けなきゃいけない。
国語の他に算数や理科や社会の勉強が要るんですね。


「大人になったらいろんな資格をとるために勉強するの?」
「よくわかったね」
「そういうことだったんだ」
「いま何をするかで将来出来ることが決まってくるんだよ」
「じゃあいろんな勉強しておいたほうがいいって言うこと?」
「そりゃあそうだろう。何でも出来るほうが楽しいぞ」


子供は親がお手本なんですね。
夢を持つことも夢に向かってがんばることも・・・。
だって
「子供は親の背中を見て育つ」って言うじゃないですか。