未来を語ることの意味

「アニメの世界は未来を語るって感じよね」
鉄腕アトムはその代表かもしれないね」


「未来の生活様式はあこがれでもあったけど
心のあり方を題材にしたアニメも目立ってきたよ」
「アニメに限らず映画もけっこう取り上げてるよ」


「今のままでは人類の未来はないって言う
警告するような映画も出ているしね」
「未来をより良くするために今をどう生きるか?
それを言いたいんじゃないかな〜?」


「お金のない社会の話をするとよく言われたよ」
「どんなふうに?」
「理想は実現しないって」
「お金のない社会が理想だと思っているんだね(笑)」


「そんな時思ったんだけどね意識変革は難しいって」
「どのように?」
「例えばね、アメリカの銃社会で銃を無くすのと同じ
それくらい大きな障害があるんだよ(笑)」


「銃を持っているから犯罪が抑制されるって」
「日本より犯罪が多いのを知っているのかね(笑)」


「そう言えば戦時中に『戦争反対』を叫ぶようなもの
って言っていた時があったよね」
「そうそう、皆が正しいと思っている環境の中では
反対意見を言っても誰も取り上げてはくれないってね」
「むしろ非国民って言われることなんだね(笑)」


「本当は『そっちのほうが良い』って心の中で思って
いるのに環境がそれを許してくれない、悲しいね」
「その環境は人間が作っているんだから
その環境を変えることに意識を向ければ良いのにね」


「未来がより良くなるためには
未来がより良くなるための話題をすることなんだよ」
「今を大切にするって未来のためなんだね」


「未来を語っても未来が良くならないのは何故?(笑)」
「過去から今を見れば今は未来だよね
今が良くなっていないのは何もしなかったから?」
「語ることも行動の一つなんだけどね(笑)」


「そういえば環境運動の時言われたことがあるよ」
「どんなことを言われたの?」
「『賛同者が多いだけじゃダメ傍観者ではね』って」


「傍観者は『見てるだけ〜♪』なんだよ(笑)」
「実現したいという人が増えないと実現は難しいね」


「共通のメッセージがあれば賛同者は増えるかな?」
「世界へ向けてのメッセージをまた考えてみようよ」