この世の疑問から一つの解決策

小説「12歳の少年が世界を変える」の
主人公である稔君の疑問からスタートしてみます。


借りたことのない
お金を返済しなければならないことが発端です。


お父さんは家族のために働くの?
社会のために働くけどお金を稼いで税金を払う。
国は税金を集めて国民のためにお金を使う。
集めた税金より
国民のために使ったお金の方が多い。


国は国民から借金して国民のためにお金を使う。
国民は国の借金を増税という方法で返す。
国民から借りたお金を国民が返すという違和感。


お金がないと何も出来ない社会は変じゃないの?
お金の要る社会の中では
お金がないと生活することが出来ません。
なぜなら生活費というお金が要ります。
生活に必要なものを
手に入れるために必要なお金です。


それでも
お金を稼がなくても生活できる人はいます。
お金を使わなくても生活できる人もいます。
それは
お金を持っている人たちの支えがあるからです。


稔君はお金を稼いではいません。
お金を使うこともありません。
必要なものはすべて親が代わりにやってくれます。


子供たちの世界では
お金を稼がなくても交流は自然と出来ています。
子供たち同士の助け合いは出来ているんです。


世界に目を向けるとこれに似たのが
NGOや国境なき医師団ユニセフなどです。


稔君は考えました。
世界を変えることが出来ないのなら
もう一つの世界を作ったら良いと。


お金を稼ぐ大人の世界に対して
お金を稼がない子供の世界を作ろうと。
それが「国際支援団」です。
子供たちの団体ではありません。
現在あるすべてのNGOなどを結集した団体です。


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小学6年生の男子が世界平和を夢見て
仲間と一緒に実現するまでの物語です。
「12歳の少年が世界を変える!?」
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