ご褒美と対価

お手伝いしたら
「お父さんやお母さんが喜んでくれる」
それが幼い頃のご褒美だった。
そんな経験をされた人は多いと思う。


ところが
ある時期から親は
お手伝いをしてくれたら小遣いをくれる。
ご褒美がお金に変わった。


それは
「働いたらお金がもらえる」
というシステムを子供に教えるため。
お金を使う交換システムの中で生きるためですね。


お金がもらえないのなら働かない。
見返りを求める習慣が身に付いてしまった。
俗に言う「対価」というものです。


先日
テレビ番組でサーカスを見たんですよ。
動物たちを操っている調教師の姿を。
なんだか
人間の労働に似ているんじゃないかって。
褒美や対価をもらうために働いている。(笑)


だから
「お金のない社会になると人は働かないよ」
と言われるんですね.(笑)


ボランティア活動が称賛されるのは
見返りを求めないで働くからなんですよね。
お金がなくても自由に生活が出来るのなら
誰でもボランティアは出来ます。
「働きたいから働く」ということですね。


お金の要る社会は
お金という対価がなければ生きていけない社会。
お金のない社会は
お金という対価がなくても生きていける社会。
人間は動物と違う生き方が良いと思う。


褒美
1 ほめて与える金品。褒賞。「褒美をとらせる」
2 ほめること。褒賞。


対価
財物や行為などによって人に与えた利益に対して
受け取る報酬。

 

お金の流通から心の流通へ
「12歳の少年が世界を変える!?」
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「ユーチューブ用」
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