爺ちゃんとミノル(82)

「そうじゃ。ツボを押さえると気の流れが良うなるんじゃ」
「わかった!何となくだけど(笑)気の流れが良くなると元気になるんだ」
「そうじゃ。元の気に戻るんじゃ」
「それで・・・きまわしと関係は?」
 
 
「波動転写器の上に両手を置いてスイッチを入れると体の気の巡りが良うなるんじゃ」
「気の巡りが良くなったら元気になる?」
「それもじゃがの。体の中の細胞たちが元気なるって感じじゃ。それと本来の機能が働き始めるって感じじゃのう」
「それなら病気も治るかもしれないじゃないか」
「病気が治るかどうかわからんけどの。体が本来の元気な状態に戻ろうとする気がするど」
「あ~何となくわかったよ。それで・・・その転写器はどこに?」
 
 
「あ~これじゃ」
「え~こんなに小さいの?」
「もっとでっかいのもあるど」
「え~何台持ってるの?」
「三台じゃ(笑)」
「それは夢中になりすぎじゃないの?(笑)」
「そうじゃのう(笑)子どもたちにも使ってもらおうと思ったんじゃがの」
「それで?」