持続可能な開発目標(4)

持続可能な社会は循環がキーワードでした。
そこで人間関係の循環を考えてみます。
「人は一人で生きていくことは不可能です」
それを知っている人は多いです。
 
 
それでも
「僕は誰とも関係なく一人で生きていきます」
と言う若者がいました。
そして
「何でも一人でやっていける自信はあるの?」
と聞いてみました。
「はい」
と答えたので
「電気やガスや服や靴など自分で作れるの?」
と聞いたら
「全部お金で買います」
って。
「あなたには売りませんって言われたら?」
と聞くと
「・・・・・」
考えてみれば今のロシアとの関係に似ています。
 
 
お金は物を作ることも運ぶことも出来ませんね。
誰かが作ったり運んだりしているんですよ。
お金は物々交換を便利にした単なる道具です。
交換システムがなかったら?
何でもタダで手に入ります(笑)
 
 
自然界には交換システムはないです。
すべてが無料なんですよ。
生きるために必要なものがすべて揃っている。
人間社会も同じなら良いのにって思います。
 
 
自然界も人間社会も共通点はあります。
それは
必要だから生まれてきたと言うことです。
だから
生まれた理由を考えるのではなく
生まれた目的を考えたほうが良いです。
自分は社会のために何が出来るんだろうか?
 
 
人間には個性があります。
人間には好き嫌いがあります。
好きなこと個性を活かすことが出来れば楽しい。
それが
社会のためになるのならもっと楽しくなります。
「やりがい」と「生きがい」を感じますよ。
やりがいは見返りを求めて喜びを感じますが、
生きがいは見返りを求めなくても幸せを感じます。
 
 
人間関係って直接会って築くだけじゃないんです。
社会の一員として社会の役に立つことをする。
社会の役に立つことは人それぞれです。
赤ちゃんでも社会の役に立っているんです。
生きているだけで。
健康にすくすく育っているだけで。
周りの人に幸せや希望を与えているって感じ。