成人の日の夢

1月8日は成人の日です。
その日の1時半頃見た夢の話です。
場面はオーデションをやっているようです。
映画なのか舞台なのかテレビドラマなのか?
よくわかりませんが(笑)
 
 
50人くらいの若者を集めて何か言っています。
「いまから皆さんの個性を表現してください」
と主催者の一人が言っています。
どうやら監督のようです。
 
 
監督を中心にして若者が輪になって一人ずつ
監督の前でいろんな表現をしています。
ある者は出演する意気込みを訴え。
ある者は「バク転します」と何回もバク転したり。
多くの若者は遠巻きにして見届けています。
 
 
そこで監督が
「はいはいそこまで」
と手を叩きながら静かにさせています。
そして
「合格発表します」
といきなり大きな声でいうものだから
「え~?」
とみんなが不安そうに叫びます。
 
 
「皆さん合格です」
と言うと
「え~?」
と不満の声や安心した声が入り混じっています。
頑張った人も何もしなかった人も。
「どうして全員合格なんですか?」
その答えを誰もが知りたがっています。
 
 
そして監督が語り始めました。
「主人公を発表します」
いきなり主人公の発表だからみんながビックリ。
「主人公はあなたです」
みんながきょとんとしています。
「だれだれ?」
と周りを見渡します。
 
 
「私の声を聞いているあなたが主人公です」
みんなが自分を指さして
「僕のことですか?」
と質問します。
「そうです。ここにいるみんなが主人公です」
「訳が分かりません」
 
 
「そしてあなたは脇役です」
ますますわからなくなりました。
「主役と脇役の両方をやるんですか?」
「そうです」
みんなは理解に苦しみもっと説明を求めます。
 
 
「いいですか?演じてもらうのは」
と一呼吸開けて
「あなたの人生を演じて欲しいんです」
「人生を演じるって?」
「社会は誰が作っていますか?」
「それは人間でしょ?人間社会なんだから」
「あなたは人間ですか?」
「もちろん人間ですよ」
「じゃああなたが社会を作っているということ?」
「ですね」
 
 
「あなたの人生はあなたが主役ですよね?」
「はい、僕の人生は僕が主役です」
「社会の中のあなたは主役ですか?」
「おそらく脇役だと思います」
「あなたの立場は?」
「主役と脇役の両方だと思います」
 
 
「あ~~~」
多くの若者が納得したような声が。
「この社会はあなたの人生が作っています」
「あなたが集まって社会が出来ているんですね?」
「そうなんです。社会はあなた次第なんですよ」
 
 
そんな会話をしながら目が覚めました。
成人式のニュースを見て夢になったんでしょうね。
世界平和実現もあなたの行動で実現するかも?
そう思った夢でした。