僕は何をしたら良いの?(思春期)

初恋はいつでしたか?
保育園の先生が初恋だったような・・・
それは違うかも?

小学6年生の時大好きな女の子がいてね。
学芸会の準備の時楽しかったな〜。
男友達と女友達の数は同じくらいだったね。
女の気持ちもチョットは理解できるようになった。

本当の恋は中学生だったね。
真冬の寒い時大好きな女の子が風邪で休んでね。
その日の夕方彼女の家に見舞いに行きました。
手土産を持って行ったかどうか覚えていないけど。

家の人は快く入れてくれてね。
ピアノのある部屋に通されました。
お姉さんがピアノの先生をやっているらしい。
彼女にお願いしてみました。
「ピアオのを弾いて」って。

少しでも二人の時間を作りたくてね。
彼女は風邪を引いているのに弾いてくれました。
「クシコス・ポスト」という曲です。
初恋の思い出の曲になりました。

好きな人が出来た時「どうすればいいんだろう?」って
一人で悩むことは多いですね。

「もう打ち明けたの?」
「ん〜ん!まだだよ」
「好きな気持ちは伝えたいんじゃないの?」
「伝えたいけどね〜、断られたらどうしよう?」
「断られたっていいじゃないか」

大恋愛しても別れることはあるし。
嫌いだった人と大恋愛して結婚するカップルもいるし。
何故なんだろうね〜?
「縁」だと思うんだよね。
「ソウルメイト」と言えるかもしれないし。

「断られても打ち明けたほうがいいよね?」
「それが良い悪いじゃなく意思表示はしたほうがいいよね」
「たとえ短い恋でもすばらしいことだと思うよ」
「短いんじゃつまんないんじゃないの?」
「恋は長けりゃいいっていうもんじゃないと思うよ」
「何で?」
「恋をすると相手を大切にするんだよ」
「何でだろう?」
「それは自分をよく見てもらいたいからじゃないかな?」

自分をよく見てもらうための努力は恋だけじゃないけどね。
大人は自然とやるんだよね。
自分以上の自分を演じる努力は成長の助けにもなると思うけど
それが苦痛になると辞めたほうがいいね。
「素直な自分」がいなくなっちゃうから。

「自分をよく見せるのは大切なことなの?」
「い〜やそうじゃないよ」
「自分をよく見せることじゃないの?」
「相手を思いやり親切にし大切にする心が作られるの」
「良い人だ!とか素晴らしい人だ!とかっていうやつね?」
「そう、人間性を養うことが大切じゃないかな〜って思うよ」
「恋をするとどんな努力をも惜しまないんだよね」