生産は消費のためにある

経済活動は生産と消費という供給と需要で成り立ちます。
欲しい物がいっぱいある時は
消費が増え大量生産で経済活動が活性化されます。
景気が良いということですよね。


欲しい物が少ない時は
消費が減り生産が少なくなり経済が活性化しません。
不景気ということです。


欲しい物を手に入れるために
いっぱい働いてお金を稼ぎます。
経済のためには良いことなんだけどね。


欲しい物をすべて手に入れたらどうなる?
お金は少しでもいいから働く量が減る。
消費が減れば生産する量も減ってくる。


なんだか経済って
大量生産・大量消費・大量廃棄が必要なんですね。
だから
大量生産するために消費を促す努力をするんですね。


生活に必要なものだけしか買わなかったら?
生活に必要なものだけしか作らなかったら?
経済はダメになりますか?


大人も子供も
「宝くじが当たったらどうする?」
って質問をすると
「貯金をして遊んで暮らす」
って言う人が多い。(笑)


人間の欲望は限界がないと言うけどね。
何でも手に入れることが出来たら
手に入れることに飽きてしまうよ。


昔、貧乏でも楽しかったのは
物に満たされていなかったけど
笑顔で満たされた生活だったからだと思うよ。


その頃は物も人も大切にしていたような気がする。
今は経済を活性化するためにお金を大切にして
物も人も大切にしなくなったみたい。