困ったことも何とかなる

数日前から変だな〜って思っていたことが
トラブル発生しました。
トイレの排水溝から汚水がもれているんです。
一戸建てだから家から2メートルの所
排水溝の30センチのマンホールからです。


昼過ぎ外出から帰ってみると
女房がゴム手袋をはめてマンホールのふたを
開けて水をかき出していました。
「どうしたの?」
「排水溝のどこかが詰まってるみたい」


木の棒で突っついていたけど
「そんなんじゃ入り口しか入らないよ」
「だって」
「わかった、僕が10メートルのパイプ掃除を
取りに行くから、出来るだけ水を出して」


女房の実家まで往復一時間かけてワイヤーの
パイプ掃除を取りに行きました。
それで少しずつ突っついていたけど
ワイヤーが全部入っているのに詰まったまま。


排水溝は
コーナーごとに小さなマンホールがあります。
「こっちのマンホールを開ければわかるかも?」


ところが30センチのマンホールは開かない。
バールでこじ開けてもバールが曲がってしまう。
さび落としをスプレーしてもびくともしない。


借家だから不動産屋さんに連絡して大家さんへ。
大家さんの了解をもらって業者へ連絡。
どこもすぐには来れない。
「こりゃあ困った」


女房が
「少しずつ水が引いてるよ」
しかも汚水が透明の水になってる。
「ひょっとして抜けたの?」
「いや、完全には抜けていないみたい」


そこへ不動産やから電話が。
「市の水道局へ電話したら行きますって」
「ありがとうございます」


30分後位して
「ごめんください」
「あ、すみません。
少し水は通るようになったんですけどね
まだ完全に抜けていないみたいなんです」
「チョット見させてください」


「このマンホールを開ければわかるんですけど」
そう言うと
「開けてみましょう」
「さび付いてびくともしないんです」


そう言うと
大きなハンマーとマイナスドライバーを使って
マンホールの周囲をこじ開け始めました。
「バキッ」
なんとマイナスドライバーがかけました。
「ありゃあ!」


それから何をするか?
マンホールをハンマーでたたき始めました。
そんなにたたいて割れるんじゃないか?
そう思ったけど
マンホールの蓋って硬いんですね。
開きましたよ。
マンホールの蓋が。(笑)


中がよく見えました。
トイレットパーパーの塊がパイプの先に
固まっていました。
それを少しずつ突っついて取り除くと
一気に解決です。


築50年は過ぎている借家です。
自分の家ならいろいろ修理するんですけどね。
そろそろ引っ越しを考えないといけないかも?


お金さえあれば何でも業者に頼めるけど
自分で何とかしようと思えば何とかなりますね。
何でも経験することは良いことだと思いました。


ところで
この社会の問題点はいっぱいあります。
それらの問題点も解決する方法はあります。
一番いい方法は社会システムを変えることです。
お金の要るシステムからお金のないシステムへ。
本気でそう思っています。


世界平和とお金のない世界を考えるブログ。
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