「何もかも人がやるんでしょ?お金は何もしてくれないことくらい僕にもわかるよ(笑)」
「お金の要る社会は物々交換ということを忘れちょるんじゃ」
「どうして忘れるの?」
「お金は物々交換を便利にしたモノなんじゃけどの~」
「要するに交換システムは変わっていないってことなんだね?」
「そういうことなんじゃ」
「どうしてそれと損得勘定が関係あるの?」
「お金の要る交換システムは対価というものがあるんじゃ」
「たいかって?」
「検索してみ」
「他人に財産・労力などを提供した報酬として受け取る財産上の権利って書いてある」
「働いたらお金をもらうじゃろう?買い物したらお金を払うじゃろう?そういう交換する時に必要なものなんじゃ」
「そういうシステムの中で生きているから損得勘定が身に付いたんだね?」
「そういうことなんじゃ。自分が得するならええけど、損するならイヤと思うのが普通なんじゃ」
「僕だって損するより得したほうが良いよ(笑)」
「じゃろうが(笑)」