爺ちゃんとミノル(72)

「化粧品が悪かったの?」
「そういう理由もあるけどのシミが取れる化粧品に興味を持ったんじゃ」
「へ~そんなのあるんだ」
 
 
「そういうシミが取れる化粧品はいまでもあるけどの。その化粧品を作ったお爺さんの話を聞きに行ったんじゃ」
「へ~お爺さんが作った化粧品なの?」
「化粧品を作るのが目的じゃなかったんじゃが、お爺さんが自分の病気を治すために温泉に行ったそうなんじゃ」
「やっぱりそこに温泉が出てくるんだね(笑)」
「たくさんの病気を持ったお爺さんの病気が治って不思議になって温泉の人に聞いたんじゃ」
「何て?」
「石だったか?岩だったか?忘れたがの、それがあるから温泉の効果があるんじゃそうな」
「へ~」
 
 
「それでその石か岩か忘れたけどそれを少しもらって調べたそうな」
「うんうんそれで?」
「それが何と電気を帯びちょるって」
「へ~すごいね」
「詳しいことはほとんど忘れたがの(笑)」
「なんだか興味があるから覚えてることだけ言ってみて(笑)」