心の中にタイムカプセルがありませんか?(1)

ある時こんな会話がありました。


「お〜い!」
「ん?」
「お〜い!・・・元気か〜?」
「誰?」
「お前の中にいるお前だ!」
「僕の中にいる僕?」
「本当はお前じゃないけどね(笑)」


「それで何の用?」
「お前はもう開けて見たのか?」
「何を開けるの?」
「タイムカプセル」
「どこにあるの?」
「心の中に」
「そんなものあるわけないでしょ」


「あのね〜、生まれる前に心に入れたでしょう?」
「そんなこと覚えているわけないでしょう」
「自分が生まれてきた目的で悩んだことないの?」
「あるよ」
「そんな時、開けて確かめようって入れたじゃないか」
「へ〜そうなの?」


「それで、もう開けてみたの?」
「どれがタイムカプセルかわかんないよ」
「そりゃあそうだ、形がないからね(笑)」
「その中にはどんなことが入ってるの?」
「生まれたら何をするのかを決めたことが入ってるよ」
「生まれる前に自分がすることを決めているってこと?」
「そう、それが使命って言うことよ」
「はは〜なるほどね。使命感って言うよね」


(2)へつづく