明らかにすると手放す勇気が沸く

「手放す勇気といえばロープを思い出すね♪」
「ロープって?」
「底が見えない暗闇の中でロープを握って
ぶら下がっていると疲れてしまってロープを持つ
手を放したくなると言う話だよ」


「底が見えないのなら怖くてロープを放せないよ」
「そうだよね、底が見えないから怖いんだよね
そんな時こう言ったらどう?
『僕を信じてロープを話してごらん大丈夫だから』
って」


「それでも放すことに躊躇すると思うよ」
「それは信じていないってことだろ?」
「信じたくても確信は持てないよ」
「それでは、照明をつけて底が見えるようにしたら?」
「安心するかもしれないね(笑)」


「本当は底まで5センチくらいなんだよ(笑)」
「それを知っていたのなら安心なんだけどね(笑)」


「これは人生でも同じことが言えるんだよ」
「どう言うこと?」
「どんな困難でも何とかなるってことよ」


「どうにもならないことも?」
「そうだよ、どうにもならないことは
どうにもならないと納得すれば良いんだよ(笑)」


「だから、すべてを明確にすれば良いってことだね♪」
「そうだよ、お金はなくても助け合って生きていける
そんなことを信じられないことが不思議なんだよ」
「手放しても何の問題もないってことなんだね」


「お金のために命さえ無くす人がいるのは悲しいね」
「お金を求める社会は幼稚な社会と言えるかもね」
「お金より人や自然を大切にする社会にしなければね」


「『お金の流通から心の流通へ』が大切なんだよ」
「やっぱり、新しい生き方が求められるんだね」